yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
201710<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201712
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    
光瀬龍のジュブナイルSF
NHK少年ドラマを観つつ、主に1960年代から70年代に書かれたジュブナイルSFを読んでいる。この分野では眉村卓、光瀬龍が両巨頭といったところだが、眉村卓の作品は「ねらわれた学園」「なぞの転校生」「ねじれた町」などわりと読んでいたのに、光瀬龍の作品はほとんど読んだことがなかった。今回、「夕ばえ作戦」「暁はただ銀色」「作戦NACL」「その花を見るな!」と読み進んでいったが、どれもこれも抜群におもしろい!

「その列車を止めろ!」(秋元文庫) 新幹線が暴走して止まらなくなったのを乗り合わせた中学生が止めようとするパニックもの。のちの「新幹線大爆破」や「スピード」の先駆けともいえる。こちらはSF的な原因なので展開は違うが、手に汗握る。
併載の「シャットアウト!〝B〟」は傑作。鉄バクテリアが増殖し建物が破壊され、東京一帯に被害が広がる。これだけでも十分すごいが、このバクテリア、人体に侵入し人間の体を支配していく。これ、ハリウッドで大作映画化したらそうとうおもしろくなるのでは!?

「北北東を警戒せよ!」(ソノラマ文庫)は九州の炭鉱町の落盤事故から物語が始まるのだが、非常にスケールが大きく、日本中の地下に異変が起こる。東京は大地震で壊滅し、日本列島は地割れで真っ二つに引き裂かれる。この描写はただごとではない。こんな作品が「日本沈没」より前に書かれていたとは(初刊は1969年)。この作品で活躍するのが小学6年生の男の子。東北の洞窟調査では大人たちにビシビシ指図をするスーパー小学生だ。

光瀬龍の作品、中身のおもしろさに比べ題名の付け方が下手なので損している。「夕ばえ作戦」や「暁はただ銀色」は語感はいいものの内容が想像しにくいし「作戦NACL」はタイトルでネタバレ。「その列車を止めろ!」だけは内容どおりだが、「その花を見るな!」は作中に花など出てこない。いったいどの花を見てはいけないのか?

 
スポンサーサイト
    
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。