yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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西村京太郎「無明剣、走る」
西村京太郎唯一の時代長編。単行本が出たのは1982年、つまり「寝台特急殺人事件」や「終着駅殺人事件」が出てトラベルミステリーブームに火がついた後。この時期トラベルミステリーの注文が殺到していたはずだし、事実同時期に出版された西村京太郎作品はトラベルミステリーばかり。なぜこの時期に時代小説を?とずっと疑問に思っていたのだが、解説を読んで納得。この作品、連載は1975~76年、徳島新聞でされたもの。なんと連載から6年も単行本化されず眠っていたのだ。
内容は、阿波藩の2つの勢力の争い。これに江戸幕府の家老が暗躍し、さらに阿波の剣山に眠る埋蔵金をめぐっての争奪戦がからむ。登場人物も多岐にわたるが要所要所で登場人物のセリフによって状況が整理され、実にわかりやすい。
1日ちょっとずつちびちび読んでいたのだが、この親切な書き方のおかげで、読み返したりせずすんなり楽しむことができた。
とくに後半、話が埋蔵金争奪になってからはいかに敵を出しぬいて金塊を運び出すか、ミステリー的な展開も入り楽しめる。
今後、西村京太郎が時代小説を書くことはないだろうが、これ一作で終わりというのはもったいない。

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