yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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西村京太郎「名探偵に乾杯」
シリーズ4作目にして最終作。この作品はクリスティの「カーテン」のオマージュだということは知っていたので、本来なら「カーテン」を読んでから読むべきところだが、「カーテン」はボアロ最後の事件。いきなり最後の事件を読むのもなんだし、少なくとも最初の事件「スタイルズ荘の怪事件」も読んでおかなくちゃ……と、先に読むべき本がどんどん増えてしまうので、すべてすっとばして本作を先に読んでしまった。
今作では、ボアロの死を受けて明智小五郎が日本でボアロ追悼の会を催すことに。明智のもつ孤島の別荘に集まったのは、クイーン、メグレ夫妻、ポアロの盟友名ヘイスティングズ、そして今ではすっかり壮年の小林元少年とその娘・美泳子。そこに現れたのがポアロそっくりの風体の若者。自らポアロの息子と名乗るのだが……。
さらに新聞記者やカメラマン、恐山のイタコ、推理作家、船が転覆して岸に泳ぎ着いたカップル そんな中起こる殺人事件。ポアロ・ジュニアは自らがポアロの息子であることを証明するため、事件を推理する。
今作では推理するのはもっぱらポアロ・ジュニアで、明智たち名探偵はそれを見守っている。また、作中で、ポアロが「カーテン」でとった行動への疑問点をあげ、「カーテン」で書かれたこととは違った結論を導き出すという、「カーテン」への批評という側面もあり(というかこちらがメイン?)、名探偵シリーズのこれまでの3作とは趣が異なる。
やはり「カーテン」を読んでからこちらを読めばよかったか……。

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