yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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西村京太郎「ある朝 海に」
南アフリカ共和国を訪れたカメラマン・田沢はある白人から冒険に誘われた。南アの黒人差別に抗議するため、大西洋航路の豪華客船を乗っ取ろうというのだ。メンバーは各国の若者9人。計画は実行に移された……。
と、初期西村京太郎の特色である正義への思いと冒険が十二分に発揮された作品。
何しろ、シージャックの目的が、南アの理不尽なアパルトヘイトを世界に訴えるためというのだから正義への思いはストレート。ちなみに本作が書かれた1971年時点では南アのアパルトヘイト政策は揺るぎないものだった。
作中でもシージャック犯と客船の乗客の会話、あるいは要求をつきつけられた国連やアメリカをはじめ各国の反応という形で、南アの問題点が浮き彫りにされている。
無事シージャックに成功した若者たちだが、国連に対しての要求は受け入れられるのか、船上の乗組員や乗客を人質にとり続けていられるのかなど、サスペンスは続く。
船上で予想外の殺人事件が発生したり、意外な結末が待ち受けていたりと、エンタテインメントとしても思った以上におもしろかった。

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