yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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西村京太郎「盗まれた都市」
うわ、こんな作品もあったのか。やはり初期西村京太郎おそるべし。
人口10万の某地方都市・尾形市が、「反東京」思想にとりつかれる。新聞、テレビでは連日「東京人は尾形市の悪口を罵倒している」など、反東京報道を行ない、市議会では反東京条例が制定される。
その騒動の実態を探るべく尾形市に乗り込んだ私立探偵・左文字進とその妻は、たちまち東京人ボイコットの荒らしに巻き込まれてしまった上、殺人事件の容疑者にされてしまう……。
なんの変哲もない地方都市が「反東京」ファシズムに染まっていくさまはSF的でもあるが、妙にリアリティもあり、読んでいてぞっとしてくる。
眉村卓「ねらわれた学園」を思い出す。
ただひとつ残念なのが、最後に出てくるスーパーコンピュータの描写。データを入れて質問したらコンピュータがなんでも答えてくれる。これではまるで全知全能の神だ。
この作品が書かれたのは1977年。まだパソコンは普及していないものの、コンピュータはかなり身近な存在になっていたはず。これほど幼稚なコンピュータ描写にはなかなかお目にかかれない。

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