yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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西村京太郎「消えた乗組員(クルー)」
遭難が伝えられていた大型クルーザー「アベンジャーII世号」が小笠原沖で発見された。船には9名が乗っているはずだったが、船内は無人で乱れた様子もなく、船室には朝食が用意されたままになっていた。
と、超常現象についてちょっとでも関心のある人なら誰でも知っている超有名な消失事件「マリー・セレスト号」事件に酷似した状況。
そして、アベンジャーII世号をみつけた「シャークI世号」の6人の乗組員が次々と殺されていく。
これはシビレル展開。「アベンジャーII世号」事件の謎を解明し、間接的にはマリー・セレスト号の謎にも迫ろうという意欲的な作品だ。
本作では十津川警部たちの捜査と並行して、海難審判のもようも描かれ、作品にふくらみをもたせている。この海難審判の中でもアベンジャーII世号事件についての推論がいくつも出されては否定されている。
初刊は1976年。十津川シリーズ第3作。本作では警部補から警部になっている。


(3/30追記)
気になったので、「マリー・セレスト号」について調べたところ、実際に事故を起こした船はメアリー・セレスト(Mary Celeste)号。たしかに船が発見されたところ、中は無人だったが食事の用意がされていたなどということはなく、おまけに救命ボートがなくなっていた。原因は不明ながら船上で何らかのトラブルがあり救命ボートで脱出したものの遭難したという事故のようだ。これをコナン・ドイルが小説にした際、船名をマリー・セレスト(Marie Celeste)号とし、実際の事故をもとに、発見されたとき茶はまだ温かく、朝食も調理中だったなどの創作を加えたのがあたかも事実のように広まったようだ。
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