yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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西村京太郎「夜間飛行(ムーンライト)殺人事件」
西村京太郎「赤い帆船」に続き、「夜間飛行(ムーンライト)殺人事件」を読んでみた。
1979年に書かれた長編。それまで独身を貫いてきた十津川警部が、この作品の中で40歳にして結婚するという、十津川警部シリーズの中でも重要な作品。
また、十津川警部シリーズではあるが、鉄道ミステリーではなく、飛行機を題材とした空のミステリーとなっているところもポイント。「赤い帆船」の解説によると、西村京太郎は「赤い帆船」「寝台特急殺人事件」「夜間飛行殺人事件」で陸海空のトラベル・ミステリー三部作を構想していたという。実際にはこのあと、「陸」だけ突出して鉄道ミステリーが延々と書き続けられるわけだが。

読む前の勝手な印象としては、飛行機の中で殺人事件が起きるか、あるいは殺人事件が起きたときに容疑者は飛行機に乗っていて鉄壁のトリックがあるとかいう話かと思っていたが、実際に読んでみると予想を大きく上回っていた。
十津川警部と直子が結婚式をあげたあと、羽田から千歳へ、通称ムーンライトと呼ばれる夜間飛行便で新婚旅行に出かける。このとき同機に乗り合わせていた新婚カップルを含め、3組の新婚カップルが次々と行方不明になる。十津川警部は、北海道警察の要請で操作に協力することになる。
この消えた3組のカップルだが、3組とも自ら失踪する気配はまったくなかった。死体が発見されるわけでもなく、かといって誘拐犯からの連絡があるわけでもない。
終盤になって明かされる意外な真相。これこそ〝社会派ミステリー〟。

近年の量産された鉄道ミステリーを除いて比較的初期の作品にかぎってまだまだ未読の西村京太郎作品があるので、続けて読んでみよう。

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