yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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フランシス・アイルズ「殺意」
アントニイ・バークリーの別名義 フランシス・アイルズの「殺意」を読了。
さすが「倒叙推理小説の三大名作の一つ」といわれているだけあり、読み応えも抜群。主人公である田舎に住む医者ビグリー氏の心理描写が実に巧み。妻を殺すに至る過程がよ~くわかる。
「倒叙」というからには冒頭ですぐ犯罪が起きて、それを探偵なり刑事なりが解決していくのかと思いきや、読み進んでもなかなか犯罪が起きない。ビグリー氏が妻を殺すに至るのは作品も半分近く進んでから。そこまでたっぶり、ビグリー氏がなぜ妻を殺すに至ったかという心理描写に費やされている。
しかしその後、さらに2人殺そうとするところは計画もかなり安易。そりゃ露見もするわ。その後舞台が法廷に移ってから、ビグリー氏の犯罪をめぐる検察と弁護士の応酬シーンも読みどころ。そして迎える意外な結末。
この作品が書かれたのは1931年だが、全然古さを感じさせない。巧みな心理描写とか巧みなプロットとかは古びないものだ。

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