yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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高木彬光「悪魔の嘲笑」
弁護士を自称する男が東洋新聞にやってくる。しかし真鍋記者が応対に出てみると、この男は「美宝堂……吉本は白……真犯人は別にいる」と言いながら死んでしまう。
4年前、美宝堂という宝石店で起こった毒殺事件。逮捕された吉本は一審、二審とも死刑が言い渡され、10日後には最高裁の判決が迫っている。はたしてこれは冤罪なのか? ……と、神津恭介ものでありながら、後年の社会派推理小説を思わせる展開。正直言って、同じ神津恭介ものでも「白妖鬼」「白魔の歌」のように怪奇風味をきかせたものよりこちらのほうがはるかにおもしろかった。やはり高木彬光の資質として社会派的な作品のほうが向いていたということだろう。
この後も美宝堂事件の真相を知っていると思われるものが次々と毒殺され、真鍋記者と神津恭介の活躍により真相に至るのだが、この真相がまたなかなか皮肉のきいた意外なもので感心した。

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