yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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高木彬光「神津恭介の予言」
神津恭介の平成三部作の掉尾を飾る「神津恭介の予言」を読了。
3作の中では、この作品がいちばんまとまりもよく楽しめた。冒頭の「空から人間が降ってくる」不可能興味から、謎を解いていく過程、神津恭介による真相解明まで十分に堪能。

実際の犯行方法も、「神津恭介への挑戦」「神津恭介の復活」が、これ現実的にどうなの?みたいなかなり無理くりなものだったのに対し、今作の犯行方法は少なくとも理論的には可能だと納得できた。
しかし、なぜわざわざこんなアクロバティックな殺害方法をとったのか? トリックの足しにはまったくなってない。ふつうに刺殺するか墜落死させればいいのに。こんなもの事前の準備も大変だし、犯行に時間がかかって露見するリスクも高まるし、失敗する可能性も出てくる。文中でも、わざわざこんな殺害方法を選んだ理由が犯人から語られるが、いまいち説得力がない。

高木彬光はこの作品を書いた翌年1995年に逝去し、これが最後の神津恭介ものとなった。最後まで作品のクオリティが衰えていないのはさすが。
このあとは、初期の神津恭介ものを読んでみようかな。

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