yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
201706<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201708
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    
「奇面館の殺人」続き
なぜ「奇面館の殺人」がイマイチと感じるか、冷静になって考えてみるに、先日やったゲーム「真かまいたちの夜」とも重なる欠点があるからだろう。

(以下、「奇面館の殺人」「真かまいたちの夜」ネタバレあり)




この2作に共通する欠点。ひとつは
「都合よく偶然が重なった結果、一見不可解な事件になった」こと。
「真かまいたちの夜」では、もともと犯人は殺人を犯そうとする意志はなく、被害者を突き飛ばしたら頭を打って死亡。それだけなら単なる過失致死なのに、オーナーのふりしをペンションに残り、バイトの雪乃が風呂場で死体を発見し「お風呂場に死体が…」とだけ言って失神したため、謎めいた事件になってしまった。

「奇面館ーー」はこれほどひどくはないが、犯人が酒に睡眠薬を入れ眠らせてあるものを盗もうとしたところ、主人が起きだしてきたため、やむなく殺害。その後の行動もこの結果生じた問題点をなんとかしようとしてとったもので、考えぬかれたトリックとか殺人計画というわけではない。

次にもっと問題なのが、一部の登場人物の不自然な行動。
「真かまいたちの夜」では、龍之介が失神した雪乃に自分用の精神安定剤を注射する。このせいで雪乃はずっと眠ったまま。医者でもないのに他人に薬物を注射するなんてあり得ないでしょう。
「奇面館ーー」では、叔母の代わりに臨時のメイドとしてやってきた瞳子の行動が問題。いかに柔術の心得があるからといって、自分の背後によろけてきた人を咄嗟に投げ飛ばしたりするものなのか? 夜中の一本道を歩いていたわけでなく、みんなが集まっている屋内で。
これはまだいいとしても、いくら眠れないからといって、夜中2時に起きだしてきてサロンでビデオを観たりするだろうか。叔母の代わりに仕事を引き受け、それなりに責任感もあるはずだし、翌日8時に主人のもとへコーヒーを届けるという業務もあるというのに。

こういう、ストーリーの都合上だけのためのような行動が書かれていると、読んでいて一気に冷めてしまう。

スポンサーサイト
    
コメント
この記事へのコメント
本格ミステリ好きの66才のおじんです。
僕の感想だと逆になります。
>考えぬかれたトリックとか殺人計画というわけではない。
それを推理で解決してくれたから楽しかったのですが?
>翌日8時に主人のもとへコーヒーを届けるという業務もあるというのに。
僕などは、よくじつ6時に起きる必要のある前日午前3時まで遊んでおりましたが?
>ストーリーの都合上だけのためのような行動が書かれていると、読んでいて一気に冷めてしまう。
その行動をどう推理してくれるのかが一番大事なのですが?
2012/01/16(月) 07:30:23 | URL | 三田皓司 #-[ 編集]
コメントありがとうございます
たしかに、不可思議状況を謎解きするについては、偶然かどうかは重要ではありませんでしたね。
後段については、夜遅くまで起きていたかどうかの問題ではなく、メイドとして働いているのに勝手にサロンでビデオを観たりするかという問題です。もう少し違った事情で誰かがサロンにいなければならないような描写であればよかったのですが。
2012/01/16(月) 09:23:10 | URL | 小泉 #7VgScPWU[ 編集]
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。