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ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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森博嗣「DOG&DOLL」
森博嗣の音楽エッセイ。本人も書いているが、森博嗣に音楽のエッセイを依頼するとはかなり意表をついた試み。しかもそれが単発ではなく単行本一冊になるぐらい続いているというのは驚き。
中身も、ふつうの音楽エッセイとはかなり違っておもしろい。森博嗣ならではの考え方とか趣味嗜好が文章からあふれだしている。最近、森博嗣の小説は読んでいないが、エッセイのたぐいは実に興味深い。またみつけたら買おう。

とくにおもしろかったのが、ゆうきまさみとの対談の中で言っていた、「音楽の歌詞って不自然なものが多い」という話。「『オバケのQ太郎』の曲なんか、「いつもおなかをすかしているんだよ だけど犬にはとっても弱いんだってさ」という歌詞なんだけど、お腹をすかしていることと犬に弱いことに、何の関係があるのか、なぜここを「だけど」という接続詞でつなぐのか、まったくわからない」と述べている。いやまったくそのとおり。

ちなみに、これは正確には「新・オバケのQ太郎」のほうの主題歌だが、旧「オバケのQ太郎」についても言及している。
「毛が3本だけど空を飛べるって歌詞にしても、べつに毛の本数と飛ぶ能力にはなんの関係もないではないか」
こちらの歌詞は「頭のてっぺんに毛が3本 毛が3本 だけども僕は飛べるんだ」
オバQの主題歌は、新旧ともに接続詞「だけど」の使い方がおかしいわけだ。どちらも作詞は東京ムービー企画部。

しかし、別のページで、理不尽な歌詞の例として、「アルプスの少女ハイジ」の歌詞について、「口笛が遠くまで聞こえる理由を祖父に尋ねていたり……。お祖父さんは、理科の先生か?」と書いているが、さすがにこれは言い過ぎだろう。子供はいろいろな疑問について身近な人に片っ端から尋ねるものだし。

というわけで予想外におもしろかった森博嗣の音楽エッセイだが、書名がよくない。「DOG&DOLL」では誰も音楽エッセイとは思わない。「ロックンロール」をもじって「DOG&DOLL」にしたとのことだが、さすがにこれは失敗でしょう。おまけにカバーイラストも犬と人形だし。編集者は何をやってるんだ。

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