yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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土屋隆夫「影の告発」
アリバイトリックものの名作として、というより本格ミステリーの名作として名高い「影の告発」を読了。写真を使ったアリバイトリックは、今となってはふつうだが、もしかしてこのトリックはこの作品が元祖?
この犯人の第1の殺人のおけるアリバイトリック、ちょっとでも予定外のことが起きたらたちまち破綻してしまうかなりリスキーなもの。第2の殺人における電話トリックは急遽考えたという設定だけあって穴だらけ。電話をかけさせた相手が電話番号を自分の手帳などに書き写していたらそれだけでアウトだ。
しかし、トリックの粗が気にならないくらい、最後までおもしろく読めた。徐々に明らかになる被害者の過去と犯人の犯行動機。本格ミステリーのお手本のような作品。

冒頭、都心のデパートに毎年春になると地方の修学旅行生が大量に押し寄せるという描写には時代を感じた。みな生まれて初めてエレベーターに乗り大はしゃぎするとか。
本作が書かれたのは1962年。50年前の日本はこんなだったんですね。

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