yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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本岡類「白い森の幽霊殺人」
またまた本岡類の作品「白い森の幽霊殺人」を読了。これは1985年刊の長編第3作にあたる。
スキー場近くのペンションにつくられた雪ダルマの中から若い女性の死体が発見された。しかもその死体、足が太股の付け根から切り取られてなくなっている……というなかなか猟奇的な事件。ペンションのオーナーが調査に乗り出すが、引き続き第二、第三の殺人事件が起こる。
雪ダルマの中のバラバラ死体という、かなりインパクトのある犯行が行なわれるが、犯人が死体を雪ダルマの中に入れた理由も、足をきりとった理由も、操作をかくらんするためとか見立て殺人とかではなく、事件が解決してみるとそうしなければならなかった合理的な理由が浮かび上がる。
ペンションのオーナーの暮らしぶりとか彼をとりまく人間関係とかもちゃんと書かれ、しかもそれが事件と密接にかかわってくる。インパクトのある事件と意外なトリック、そして人物描写とバランスよく書かれている。
これも埋もれさせておくには惜しい作品。

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