yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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「原始少年リュウ」「番長惑星」
「リュウの道」に続き、リュウ3部作の2作目「原始少年リュウ」、3作目「番長惑星」を読む。

「原始少年リュウ」は、原始人たちの中で生まれた白い肌の少年リュウの物語。呪いの子としてうとまれ、りゅうの王と呼ばれるティラノザウルスのいけにえとして捧げられたのだが、猿人に助けられ育てられる……。単に原始時代を舞台にした話かと思いきや、終盤ではアトランチスも出てきたりしてSF味も入り、全部で550ページほどと短めなこともあって物足りなかったが、まぁ楽しめた。

「リュウの道」「原始少年リュウ」は、昔少しは読んだ記憶があったのだが、「番長惑星」は今回が正真正銘初めて。ケンカっ早くて親分肌の中学生リュウが、この世界とよく似てはいるが微妙に違うパラレルワールドに迷いこんでしまって……。場合によっては殺人も許可される弱肉強食の世界は、夜の外出が禁じられ、ロボットの警官が人間を取り締まる。
だんだんとリュウの仲間も増えていくのだが、少年が主人公の異世界冒険ものか、と思って読み進んでいったところ、ストーリーが進むにつれ、この世界を裏から支配する影(シャドー)の存在が明らかになり、よりスケールの大きなSFになる。
はたして影とは? この謎解きも2段構え。この世界とある世界の関係、さらに第3のパラレルワールドの存在も明らかになっていく。
イースター島やバミューダトライアングル、ピラミッドなど、「サイボーグ009」神々との闘い編で断片的に描かれた要素も出てきたりして、「サイボーグ009」完結編が描かれたとしたら、こういう話になっていたのだろうなと思わせる壮大な物語。
これだけの話を破綻することなく、途中打ち切りになったり前衛に走ったりすることなくきっちり最後までエンターテインメンイトとしてまとめたのはすごいの一言。間違いなく石ノ森章太郎の最高傑作のひとつだろう。
「番長惑星」というタイトルから想像する幼稚っぽさ(実際、ぼくもそのせいでこれまで手をとらなかったのだと思うが)とはかけ離れた作品。タイトルでそうとう損をしている。
ネットで読んだところによるとアニメーターの紺野直幸もこの作品を好きな作品にあげているとのこと。これはぜひアニメ化してほしい。
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