yuブログ
ミステリーや映画、パソコンなど趣味の話題を書きつらねています。最近はもっぱら映画の感想、そしてデジカメやパソコンなどデジタル機器に集中しがち。アジア関連の話題は別ブログ「萌えるアジア」に書いています。
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山本弘「去年はいい年になるだろう」
2001年9月11日、地球上の各地に謎の飛行物体が飛来、本来起こるはずだったアメリカの同時多発テロを未然に防ぎ、世界各国の武力を解除する。彼らは2330年から来たロボット集団ガーディアンと名乗り、地震などの災害情報を事前に知らせて被害を最小限にくいとめ、本来なら起こるはずだった殺人事件や火事や事故を未然に防ぐ。彼らの目的は人類を不幸から守ること……。

時間改変SFは数多くあるが、この作品が目新しいのは、ガーディアンが時間をさかのぼってはその世界で10年過ごし、そこでまた1年さかのぼって10年過ごすという点。時間をさかのぼるたびに時間の分岐が起きるので、すでにこの時点で本来の時間の流れのほか、2001年から分岐した流れ、2002年から分岐した流れ、2003年から……と多数の分岐が発生していることになる。

そしてこの改変された歴史は、SF作家・山本弘の視点で語られる。
というわけで、この作品、SFでありながら山本弘の私小説という色合いもかなり強い。山本弘の奥さんや子供、と学会のメンバー、編集者、グループSNEなども総出演。もちろん、全部が全部現実そのままというわけでもないだろうが、山本弘本人の作家生活が作品上にかなり描かれていてその点も興味深く読んだ。

 
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